あんどん
沖縄の月桃の葉をもとに作られる月桃紙。
この月桃紙、和紙のようには光を透しません。
明かりを月桃紙で包んでも、ほとんど光がもれなくて、あんどんにはなりません。
それでもなんとか月桃紙を使いたくて・・・
こんな形になりました。
天井の真ん中から部屋中を照らす蛍光灯が気になっていました。
部屋中に影がなく、外の暗闇とはっきりと分かれてしまう。
あんどんの明かりは、影をまとっているので外の闇とつながっています。
それと、アジアの建物はアンダーライトで照らすと、生き生きとした表情を見せてくれます。
沖縄のキジムナーだって出てきそう。
昼間見ると、クリーム色のヨットのセールのようでもあるし、複葉機の翼のような感じ。
4部屋ある居間のうち、2部屋か、3部屋をあんどんにするつもり。
といっても、このタイプはこれでおしまい。子供たちが遊びまわるには、あまりに繊細すぎます。
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