台風被害

macchan

2010年09月02日 17:54

台風7号は、ゆっくりと近づくうちに、急に勢力を強め、やんばるを直撃しました。
「嵐の前の静けさ」といいますが、台風が直撃するときによくあると地元人にの注意されていたところ。
夕方4時に舟に行くと、北北西の風で舟が激しくゆれています。補強のロープを岸壁に取り、ロープの端を持って、海に飛び込み、ヨットによじ登り、そのまま留まることに。風が北西に変わると港の入口から大波がつぎつぎにきます。ロープが切れなければだいじょうぶと確信し、全部のロープに均等にテンションがかかるように、ゆるんだロープをしめていくのが精いっぱい。近くの岸壁も、見えなくなるほどの雨としぶき。その間3時間。風が西になって弱まり、台風の眼に入ったとわかり、20分後に南西の猛烈な吹き返しがはじまりました。でも、南にはしっかりした岸壁があり、舟は安定しています。しばらく様子をみて、家に帰ることに。

家に帰るとどこか変。
空が明るい?
バ・・バナナがない!
朝になって、調べて見ると、バナナがほとんど倒れています。パパイヤも折れたり傾いたり。パパイヤの実は90%おちました。グァバの実も落ちています。ローゼル、モロヘイヤ、レモングラス、ハイビスカスなど葉の大きなものは、根っこから傾いています。となりの森も木が倒れ、葉が落ち明るくなっています。

近所を探検にいっても、バナナや木がいたるところで倒れています。農作物は大きな被害をうけています。
伊江島では、7本ほどの電柱がたおれ、屋我地の内海では、フェリーなど大きな舟が風で流され座礁しています。

今回、沖縄中南部は被害があまりなかったので、あまり報道されていませんが、コンパクトだけど、台風の眼のはっきりした7号のような台風は、狭い地域に大きな被害をもたらすんですね。

台風直前、危険を察知して、バジルを刈り込みました。おかげでバジルは無事。バジルソース(ジェノバソース)を作りました。パスタやフランスパンにかけるとサイコー

パソコンの調子が悪く、しばらくは写真が載せられないかも。


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